新年賀詞交換会に於ける桜井会頭挨拶
 

2020年新年ご挨拶

 

皆様、新年明けましておめでとうございます。

新年を迎えるにあたり、当商工会議所を代表して、ご挨拶申し上げます。

 

昨年12月開催の商工会議所50周年記念レセプションには、和田大使始め、

多数の会員皆様のご出席を賜り、また、レセプション開催並びに記念冊子発刊に

あたっては多くの皆様にご協力を賜り、この場をお借りしてあらためて厚く

御礼申し上げます。当日は、外務大臣表彰の受賞もあり、二重の喜びであります。

 

さて、昨年を振りかえれば、皆様、忘れがたい激動の一年であったかと思います。

逃亡犯条例改正に端を発した抗議活動は、その後、社会の混乱を招き、我々のビジネスや

日々の店舗運営にも少なからず影響を及ぼし、皆様も大変なご苦労をされたことかと

思います。また、連日日本を含め世界のメディアにも報道され、日本の本社やご家族、

ご友人もさぞやご心配されたかと思います。

只、かような状況下ではありましたが、金融センターとしての位置付けは依然として

確固たる地位を維持し、また観光客数も世界主要都市ではトップであったとの発表もあり、

これは、この香港が、長年に亘り、経済自由度第一位であり、また人々を魅了してきた

国際観光都市であることの底力の証左であります。

 

新年を迎え、街は幸い大分落ち着きを取り戻しつつあります。中国経済の減速や中東の

懸念といった不透明感は漂ってはおりますが、米中貿易摩擦は緩和の方向に進み始めました。

この地でビジネスを展開している我々としては、情勢をよく見守りながらも、大湾区や

イノベーション・テクノロジー、医療養老等、新たな分野を開拓することで次の成長に

繋げていくことが出来ればと期待しているところです。

 

当商工会議所としましても、今後も、在香港日本総領事館、ジェトロ香港のサポートを頂き

ながら、会員皆様には、香港情勢を定期的に発信していくと共に、日本各地にも、様々な

チャネルを活用して、より多くの情報を発信し、我々のビジネスや香港経済の回復の一助に

なればと考えています。また、これまで同様に、会員相互の交流の場の提供やセミナー開催、

香港政府機関、各国商工会議所等とも更に交流を深め、会員各企業の業容拡大や課題解決に

資する活動をしていく所存ですので、引き続きのご支援、ご指導をよろしくお願い申し上げます。

 

本年2020年が 皆様、そして香港にとって、良い一年となりますことを祈念申し上げます。

 

                                2020年1月17日 会頭 桜井知治