桜井会頭より就任のご挨拶
 

 


香港日本人商工会議所
The Hong Kong Japanese Chamber of Commerce Industry

  2019年7月2日
  香港日本人商工会議所
                       

会頭就任ご挨拶

 

 

住友商事香港有限公司

桜井 知治

     

 本年628日に開催されました香港日本人商工会議所の年次定時総会およびその後の臨時理事会におきまして、2018年度に引き続き本年度の会頭を仰せつかりました住友商事香港有限公司の桜井知治でございます。 会員の皆様におかれましては、常日頃より、積極的なセミナー、部会等へのご参加、当会議所への貴重なご意見、アドバイス等温かいご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。 

 さて、香港経済は、昨年前半は経済成長率も好調な出足でしたが、後半は米中貿易摩擦が香港の内外需に影響を及ぼし始め、通期は3.0%、また本年第一四半期は、0.6%の鈍化となりました。然しながら、失業率は2.8%と依然完全雇用の状態が続いており、また2018年の海外からの旅行者数は、前年比11.4%増の6515万人となり、2年連続プラス成長、中国大陸からの旅行者は、5104万人、前年比14.9%と大幅増となっています。

 昨年は9月に広州香港高速鉄道が、10月には香港マカオ珠海大橋が開通、また11月には、キャリーラム香港行政長官が公式初訪日され、東京でのシンポジウムにて金融、物流、そして新たな機能を生み出す都市としての香港の国際ハブ機能をプロモーションされました。更には、本年2月中国政府より正式に大湾区計画が発表され、3月当会議所では、香港政府に対して日系企業としての大湾区計画への質問、要望書を提出、今後香港政府内担当部署と定期的に協議するチャネルを作りました。また4月には、同計画発表後、香港マカオ広東省3地域政府合同による初の海外シンポジウムが東京にて開催されました。これは、日系企業に対する大きな期待の表れと受け止めています。当会議所では、大湾区計画を、今後の香港の成長への起爆剤として、また日系企業の更なるチャンスと捉え、今後会員各企業の活動をサポートしていく所存です 。

 香港日本人商工会議所は、香港政府、在香港日本国総領事館を始め、ジェトロ香港、日本政府観光局、香港貿易発展局、インベスト香港、各国商工会議所、香港各関係団体等と密接な連携を通して協力関係や交流を更に深め、また各部会の講演や現場視察等の活動をより充実させていくこと、業界垣根を超えたネットワーキングの機会も提供していくことで、会員各企業のビジネス深化、拡充や課題解決に少しでも貢献し得る団体となるべく今後も鋭意取り組んで参ります。

 今年、商工会議所は設立50周年の節目の年を迎えます。会員各企業の皆様にとって、より身近で、有益な存在となれるよう、微力ながら、本年も専心させて頂く所存です。皆様方の一層のご指導、ご鞭撻、並びに、ご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

以上